聞き取り調査 2002/06/19 東京ロケーションボックス

 

場所:東京都庁第一庁舎26階 生活文化局文化振興部内映像文化振興係

担当者:2人 話を聞いたのは峯岸さん

    役職は都庁職員

何をしているのか

 主に都が所有する施設、場所内での撮影についての相談と許可申請の受付、調整

都内の撮影場所などに関する情報提供

誘致はしないのか

 東京では映像産業が盛んなため必要がない

 ただし海外の映画は別。ホームページを作成したり、ロケ−ショントレードショーという会に参加した。

どのような協力をするのか

 都立施設の撮影許可申請などにとどまる

 東京ではエキストラやロケのコーディネートは民間の市場である。

趣旨

これまで都庁内での撮影などは許可されていなかった。公共施設使用の緩和によって映像文化の振興に繋がれば。

 東京の魅力をPRできる

去年度の実績

総受付件数 2,283

情報提供や業務内容についての問い合わせ2,050

撮影許可に関する具体的な相談  233

 内訳   映画 62

      テレビドラマ 101

      その他    70

その他はバラエティやミュージッククリップ、雑誌用の撮影など

 

聞き取り調査2002/07/03/ 松本ロケ支援係

 

場所:松本市役所東庁舎2階 温泉観光課内松本ロケ支援係

担当者:3人(係として独立)

    役職は松本市職員

何をしているのか

主にキー局などへの売り込み、下見の付き添い、エキストラの手配

目的

松本市の宣伝(温泉殺人シリーズなど画に松本市というテロップが入る

なぜ新しく係を作ったのか

各地で同様な組織が出来てきたため

苦労すること

天候によって撮影が延期されること。エキストラの確保が難しくなる。

エキストラの登録は約150件。顔写真つきでデータ化されている。

主婦(子連れで登録)サラリーマン

これまで何件あつかったか

去年の10月から3月までで17

4月以降11件 ドラマ2−3本(月曜ミステリー劇場 浅間温泉殺人事件)

 

聞き取り調査2002/7/5/ 全国FC連絡協議会

場所:東京交通会館10階 国際観光振興会内

担当者:4人 国際観光振興会の職員が事務方を担当

       話を聞いたのは山下さん

 

全国FC連絡協議会とは

 130名前後の会員からなる任意団体。よって法人など法制上の組織ではない。会員の多くは全国のFC関係者。

 FCの情報交換の場を提供するにとどまる。

会長は大阪FCの大野 隆夫さん

組織は主に4つの委員会から成り立つ。

1、企画委員会・・・現状の問題点の分析、解決を図る。

2、事業委員会・・・イベント(見本市への出展)、FC養成セミナーの開催(今年は4回ほど)

3、広報委員会・・・ホームページ、パンフレットの作成(委員長は国際観光振興会の会長)

4、マニュアル製作委員会・・・FC業務マニュアルの作成

     企画委員会の下には規制緩和委員会があり札幌市街地でのカーチェイス実現に向けて活動中

国際観光振興会とは

 道路交通省の外核団体(特殊法人)

FC連で聞いたこと

大阪、横浜、北九州は特に活動が盛ん。北九州では「工場の街」のイメージを変えるため

FCの原則

1、公的、中立的な機関であること 2、ワンストップサービスの提供

3、品内容/シナリオで選り好みしない 以上の3点を遵守すれば、だれでもFCの業務が出来る。法規制はない。